珈琲牛乳
Registered by hanna301302 of Kanazawa / 金沢市, 石川県 Japan on 2/19/2010
This book is in a Controlled Release!
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現役医大生が書かれた小説です。「躁うつ病の父と、わたし。嫌悪しつつも奇妙に共鳴する、二人の波動。」(帯より。)
Journal Entry 2 by hanna301302 at 雑貨とカフェ はんな in Kanazawa / 金沢市, Ishikawa-ken Japan on Wednesday, February 24, 2010
Released 14 yrs ago (2/24/2010 UTC) at 雑貨とカフェ はんな in Kanazawa / 金沢市, Ishikawa-ken Japan
WILD RELEASE NOTES:
RELEASE NOTES:
「はんな」さんで見つけて、わたしの元に結構長くおりました。結局、最後まで読めなかった・・・先週、京都へ行った時にでこ姉妹舎さんに置いてきました。
京都、でこ姉妹舎で本を手にしました。読みやすくて1時間くらいで読みきってしまいました。躁鬱病の父親に巻き込まれながら生きている(きた)家族の物語。娘と母親の対話のシーンがとても印象的でした。娘の言葉は共感しやすく、わかりやすい表現でスッと入ってくるんですが、家族関係のなかでいろんな感情があって、否定したいもの、否定できないものが入り混じっているなかでなんとか前向きに生きていくために、自分とか人生に対しての哲学的な意味づけをして、悩みながら自分の言葉で表現しているのかなと思いました。
家族が精神的な病気を持っていることで相互依存的な関係が生まれて、巻き込まれて、家族みんなが不幸になっていくことがあるんだと思うけど、その相互依存性に気づいて、意味づけをして、なんとか強い意思で断ち切るということは事情を知らない親族とか、地域の人からは責められることもあるだろうし、相互依存性の中にいる人にしか理解しにくい大きな葛藤があって、すごい難しいことをやっている家族像が描かれていると思いました。
家族が精神的な病気を持っていることで相互依存的な関係が生まれて、巻き込まれて、家族みんなが不幸になっていくことがあるんだと思うけど、その相互依存性に気づいて、意味づけをして、なんとか強い意思で断ち切るということは事情を知らない親族とか、地域の人からは責められることもあるだろうし、相互依存性の中にいる人にしか理解しにくい大きな葛藤があって、すごい難しいことをやっている家族像が描かれていると思いました。
医学生の友人へ手渡ししました。