自殺考察
Registered by yaroujidai of Kobe / 神戸市, Hyogo-ken Japan on 7/14/2019
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世の中には、嫌な気持ちやブルーになる小説を好む人がいますが、僕はそういうタイプの小説は苦手です。『自殺考察』のタイトルに惹かれて読んだんですが、三作品とも救いが無く、いわゆる「イヤミス」に近い読後感を味わいました。
『六道巡りツアー』
仏教の言うところの6種類の死後の世界を死者?と見て回るお話。どの世界も行きたくない、住みたくない。絶対に読みたくないけど、グロイ描写をもっとねちっこく書けば、異様な雰囲気が増したんじゃないかと残念に思う。
『Ignorance is bliss』
タイトルを日本語にするなら「知らぬが仏」になるようだ。唯一、研究所や当時のディストピアの雰囲気を味わえて興味深く読めた作品。
ただ、孤島に建てられた研究所はよく有るシチュエーションだし、そこで行われていた戦時中の人体実験も、どこかで読んだ内容で惜しい。
『自殺考察』
顔に火傷の跡がある女子高生のイジメ描写の部分は、読んでいると辛くなるので飛ばし読み。
「あとがき」には別のエンディングの構想が書かれているが、そちらにならなくて本当に良かった。
作者がこのままイヤミスを突き詰めるのか、全く別のテイストの作品にシフトするのか、これからどう変わってゆくのかが楽しみではある。
『六道巡りツアー』
仏教の言うところの6種類の死後の世界を死者?と見て回るお話。どの世界も行きたくない、住みたくない。絶対に読みたくないけど、グロイ描写をもっとねちっこく書けば、異様な雰囲気が増したんじゃないかと残念に思う。
『Ignorance is bliss』
タイトルを日本語にするなら「知らぬが仏」になるようだ。唯一、研究所や当時のディストピアの雰囲気を味わえて興味深く読めた作品。
ただ、孤島に建てられた研究所はよく有るシチュエーションだし、そこで行われていた戦時中の人体実験も、どこかで読んだ内容で惜しい。
『自殺考察』
顔に火傷の跡がある女子高生のイジメ描写の部分は、読んでいると辛くなるので飛ばし読み。
「あとがき」には別のエンディングの構想が書かれているが、そちらにならなくて本当に良かった。
作者がこのままイヤミスを突き詰めるのか、全く別のテイストの作品にシフトするのか、これからどう変わってゆくのかが楽しみではある。
久しぶりに来たら、ボランティア活動が活発のようで、以前より本の管理をしっかりしている印象を受けました。
ひょっとしたらブッククロッシングのラベル貼ってるから、本を回収した時に弾かれるかも。
ひょっとしたらブッククロッシングのラベル貼ってるから、本を回収した時に弾かれるかも。