折れない心になれる言葉

by 山出光文 | Biographies & Memoirs |
ISBN: 4863672462 Global Overview for this book
Registered by yaroujidai of Kobe / 神戸市, Hyogo-ken Japan on 1/31/2018
Buy from one of these Booksellers:
Amazon.com | Amazon UK | Amazon CA | Amazon DE | Amazon FR | Amazon IT | Bol.com
1 journaler for this copy...
Journal Entry 1 by yaroujidai from Kobe / 神戸市, Hyogo-ken Japan on Wednesday, January 31, 2018
僕が子供の頃は「油引き」と言って木製の床に油を塗ってメンテナンスをするんですが、その油が本当に臭くて滑る。塗ったあと1週間くらいはプーンと油の匂いが学校中に匂います。第1章を読んだ時に、その匂いを思い出しました。あの油が服に付いたらなかなか取れないので、大変だったろうなあと想像しました。山出さんに対するイジメが止んだ経緯をもう少し詳しく知りたいと思いました。

本書の中で僕が一番勉強になった箇所は、第6章の『障害者と接する際のポイント』です。障害者本人が体験した事が書かれているので、とても的確で説得力のあるアドバイスだと思いました。そのなかでも《困っている障害者がいたら声をかけて「助けてほしいのか否か」を確認してほしい》の箇所が心に残りました。

その文章を読んだ時に、ある4コマ漫画が浮かびました。信号待ちをしていると思われるお婆さんを親切心で向こう側におんぶして連れて行ってあげたら、そのお婆さんが怒って、こう言います。「今ここから向こうに渡ったところだよ」。障害者を見ると手伝いたくなるんですが、本人にしたら有難迷惑やお節介に感じる事も有るんですよね。

その他の章にも、障害に負けず取り敢えずチャレンジしてみる山出さんの体験が満載で、読んでいて頭が下がる思いでした。見習いたいですが、僕には到底真似が出来ない精神力だと感じます。

Are you sure you want to delete this item? It cannot be undone.