シゴフミ―Stories of Last Letter (電撃文庫)
2 journalers for this copy...
しんみりします。
シゴフミ1
ストーリー:
★飛べない蝶
列車事故で死んだ葵が、親友の梨花に死後文を送る。死後文の配達人は、文伽とその相棒のマジックアイテム、マヤマ。梨花と葵は、一緒に飛んでこの世界から脱出しようという約束をしていた。
感想
10代の子によくある現実世界へのうとましさ、そこからの逃避へのあこがれが良く描かれている。
ラストはしんみりと、しかし前向きであった。これから先の梨花はきっと、葵の想い出を懐かしく思い出すのだろう。
★ひとひらの想い
奇術師のアシスタント、典子は病死し、シゴフミを届けてくれるという文伽をみても動じない上に、自分を見舞いに来てくれなかった貴明に対しても、恨みをいったりしなかった。
そして彼女は、最後に彼のステージに出ることになる。
感想
マジックアイテム・マヤマと文伽の関係が、コミカルに描かれる一方で、貴明と典子の関係は、しんみりと描かれている。最後まで奇術バカの貴明に対して、典子は何を思ったろうか。そういう彼が好き、と想ったかも知れない。
★父さんのまなざし
フェンシング部の亜里砂は、父に認められたくてフェンシングをしていたが、その途中で父は事故死。
自分よりフェンシングが好きだった父が、自分にシゴフミを送りつけてきた。読むことをためらう亜里砂……
感想
父が愛してくれると想って始めたことが、父の不器用な懸念から、すれ違いばかり。ラストの父のまなざしは意味深い。
亜里砂と貴明が親戚同士で、典子とも知り合いだという意外性もあった。
ストーリー:
★飛べない蝶
列車事故で死んだ葵が、親友の梨花に死後文を送る。死後文の配達人は、文伽とその相棒のマジックアイテム、マヤマ。梨花と葵は、一緒に飛んでこの世界から脱出しようという約束をしていた。
感想
10代の子によくある現実世界へのうとましさ、そこからの逃避へのあこがれが良く描かれている。
ラストはしんみりと、しかし前向きであった。これから先の梨花はきっと、葵の想い出を懐かしく思い出すのだろう。
★ひとひらの想い
奇術師のアシスタント、典子は病死し、シゴフミを届けてくれるという文伽をみても動じない上に、自分を見舞いに来てくれなかった貴明に対しても、恨みをいったりしなかった。
そして彼女は、最後に彼のステージに出ることになる。
感想
マジックアイテム・マヤマと文伽の関係が、コミカルに描かれる一方で、貴明と典子の関係は、しんみりと描かれている。最後まで奇術バカの貴明に対して、典子は何を思ったろうか。そういう彼が好き、と想ったかも知れない。
★父さんのまなざし
フェンシング部の亜里砂は、父に認められたくてフェンシングをしていたが、その途中で父は事故死。
自分よりフェンシングが好きだった父が、自分にシゴフミを送りつけてきた。読むことをためらう亜里砂……
感想
父が愛してくれると想って始めたことが、父の不器用な懸念から、すれ違いばかり。ラストの父のまなざしは意味深い。
亜里砂と貴明が親戚同士で、典子とも知り合いだという意外性もあった。
郵送交換会 in Christmas で頂きました。
シェアモを使ってリリースします。
シェアモを使ってリリースします。