an・anの嘘
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「それぞれの時代において女性の願望に忠実に道をつけた」、「時代と共に歩むと言う感覚を全身に覚え(女性たちは)確かに幸せだったのではないか」この部分がこの本の全てではないかと思う。70年代からの時代と女性の変遷がよくわかる内容だった。雑誌とは流行を作る物と昔聞いたことがあるけれど、いくら提示したところで読者がのって来なければ意味はない、特集に迷走はあれど、現実との隙間に落ちた読者がいても、読み手とつながりを保ってこれた雑誌なのだろう。個人的にハウスマヌカンの正体とananは赤文字雑誌ではなかったことを知ったのが収穫。
2018.09.26、(有)楢岡陶苑内ブッククロッシングゾーンへリリースしました。