ミナを着て旅に出よう (文春文庫)
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色々考えさせられました。自由でありながらの厳しさと責任と覚悟に静かに満たされている。美大受験用のアトリエについては疑問を持たずに「できるようになったら合格」と思う人もいるだろう。閉鎖的内輪的な学校、価値を生むために物を作っているのにより安く作るにはどうするかと言う方向に向いている人が増えていると綴っているのが2003年、まだ流れは変わっていないように感じる。誰でも理解できるものを作り出す力は誰でも持っているわけではないというのも響いた一文。自ら初期デザイナーと言いきる姿勢に生半可ではない意志を感じた。
楢岡焼窯元併設店内ゾーンにリリースしました。