10人兄妹貧乏アイドル☆ 私、イケナイ少女だったんでしょうか? (ポプラ文庫)
Registered by yaroujidai of Kobe / 神戸市, Hyogo-ken Japan on 6/12/2013
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ブッククロッシングの「日本縦断チャレンジ」、鹿児島県は種子島が舞台になっている上原美優さんのエッセイ『10人兄妹貧乏アイドル☆ 私、イケナイ少女だったんでしょうか?』です。
知っている人も多いでしょうが、彼女は2011年5月11日の朝、自ら命を絶ってしまいました。享年24。その日のワイドショーのコメンテーターだった眞鍋かをりさんが、第一報を聞いて号泣して話すこともままならない状態だった事を僕は覚えています。まだ東日本大震災の影響が大きな時期にこのニュースを聞き、僕も改めて人の無常を感じてショックを受けました。
このエッセイを読むと、彼女が昔から自殺願望を持っていたことが分かります。何度も死のうとする場面が出てくるし、未遂も起こしています。もう、自殺は起こるべくして起きた悲しい事件で、防ぎようがなかったんじゃないかと一瞬考えました。彼女はこのエッセイを遺書として描いたんじゃないだろうか。家族やファンに向けての後書きを読むと、そうとしか思えないんです。
シグナルを出し続けていたんだから、どうにかして彼女を救ってあげる手段はなかったのかなあと、つくづく残念です。
知っている人も多いでしょうが、彼女は2011年5月11日の朝、自ら命を絶ってしまいました。享年24。その日のワイドショーのコメンテーターだった眞鍋かをりさんが、第一報を聞いて号泣して話すこともままならない状態だった事を僕は覚えています。まだ東日本大震災の影響が大きな時期にこのニュースを聞き、僕も改めて人の無常を感じてショックを受けました。
このエッセイを読むと、彼女が昔から自殺願望を持っていたことが分かります。何度も死のうとする場面が出てくるし、未遂も起こしています。もう、自殺は起こるべくして起きた悲しい事件で、防ぎようがなかったんじゃないかと一瞬考えました。彼女はこのエッセイを遺書として描いたんじゃないだろうか。家族やファンに向けての後書きを読むと、そうとしか思えないんです。
シグナルを出し続けていたんだから、どうにかして彼女を救ってあげる手段はなかったのかなあと、つくづく残念です。